札幌・千歳・恵庭・江別・函館 皮膚科・内科を中心とした専門医医療

医療法人社団 廣仁会

診療内容呼吸器内科

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)

タバコにより発症する肺の病気です。症状としては、長く続く咳、痰がらみ、急いだときの息切れなどで気づかれることがあります。タバコの煙を吸い込むことで、肺(気道、肺胞)の炎症が誘導され、気道の狭窄や気腫(肺胞の破壊)が生じ、様々な症状が起こります。放置して喫煙を続けると、酸素の補充療法が必要な状態にまで進行する場合があります。

診断には呼吸機能検査が必須となります。大きく息を吸って、最後まで息を吐ききる検査を行うことで、どの位タバコが肺の働きに影響しているかが推測できます。治療としては、症状や病気の程度に合わせて吸入薬などを1から3種類ほど使います。

豊水総合メディカルクリニックでは、禁煙外来を行っています。詳細はお問い合わせください。

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気管支喘息

空気の通り道である気道が非常に敏感になっていることで、典型的には、朝方や運動後の呼吸がゼーゼー、ヒューヒュー(喘鳴といいます)する症状がみられます。風邪をひいたり、冷たい空気に触れたりすることなどでも症状が誘発されます。一部の方には、アレルギー素因が関係していることもありますので、必要な際には採血で調べることもできます。 喘息と診断された方に使うお薬で最も大切なものは、吸入ステロイドです。ステロイドと聞くと身構えてしまう方もおられるのですが、正しく使うことで素晴らしい抗炎症作用を示すお薬です。また吸入用のステロイドは内服のステロイドと比べ、かなり少ない量となっており、直接肺に吸い込むことでしっかりと症状を抑えてくれます。

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呼吸器内科を受診される方の症状で、最も多いのが「咳」、専門的には咳嗽といいます。咳嗽が続く期間によって、「急性咳嗽(3週間まで)」「遷延性咳嗽(3週間以上)」「慢性咳嗽(8週間以上)」に分けられ、主な原因はそれぞれ異なっています。

急性咳嗽の場合、多くは急性上気道炎、いわゆる「かぜ」の咳であり、咳止め薬の内服で自然に治まってきます。が、一部の方は百日咳、マイコプラズマ、肺炎クラミジアなどの感染症が原因となることもあり、適切な抗生物質の内服を行うことで、症状の早い改善が期待できます。

長引く咳は、専門的には遷延性咳嗽(3週間以上)、あるいは慢性咳嗽(8週間以上)といいます。特に慢性咳嗽になると、急性咳嗽の原因として多かった感染症の頻度は減り、他の呼吸器疾患が原因である可能性が高まってくるため精密検査が必要です。患者さんの症状を詳しくお聞きした上で、X線写真・胸部CTなど必要な検査を行い、診断・治療に結び付けて咳が楽になることを目標に、日常診療を行っています。慢性咳嗽の原因として代表的な疾患は、咳喘息、アトピー咳嗽、副鼻腔気管支症候群などで、稀に胃酸の逆流や肺結核、肺腫瘍が原因となっていることもあります。

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間質性肺炎

ほとんどの方は、これまで聞いたことのない病名と思います。よく聞く「肺炎」とは実は全く異なる病気です。よく聞く「肺炎」とは感染性の肺炎で、細菌性肺炎などが含まれます。治療は病原体に合わせた抗生物質の投与、が基本となります。高齢の方の増加とともに肺炎による死亡割合も増加傾向にあり、2011年以降、死亡原因の第3位を占めています。 一方の間質性肺炎ですが、一般に感染症が原因となる頻度は低く、薬剤やタバコ、粉じんの吸入で生じることもあれば、膠原病のある方で発症することもあります(膠原病肺)。また調べても原因がはっきりと分からない「特発性」と診断されることもあります。

息切れや咳などの症状で気付かれることもあり、心当たりのある方はご相談ください。

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非結核性抗酸菌症

「非結核性」から結核ではない、「抗酸菌症」から抗酸菌による感染症、という病名です。免疫力の落ちた方では重症化することがあるのですが、健康な方でも発症することがあり、一般に中年の女性に多いと言われています。肺に結節を作ったり、肺炎のような影を呈したります。症状としては、長く続く咳や痰が多いようですが、進行すると気管支拡張や血痰などがみられるようになります。

抗酸菌と呼ばれる菌を大きく分けると、結核菌とそうでない菌に分かれます。そうでない菌の中で本症の原因として多いのが、M.avium(マック、あるいはアビウムなどと呼ばれます)です。治療は複数の抗生物質を合わせて使うことが多いですが、一般的な肺炎と異なり、長期間の投薬が必要となります。

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インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる感染症です。症状として高熱や関節痛、筋肉痛などが特徴的ですが、症状が軽い場合もあり、その場合は一般の風邪との見分けはなかなか難しいこともあります。流行性が強く、たびたび学級閉鎖などがニュースになることは御存じと思います。

またインフルエンザはワクチンの接種で予防することが重要です。ワクチンを打つことで100%かからなくなるわけではありませんが、ある程度の発症予防、特に重症化の予防には効果を発揮します。特に高齢の方や、心臓や肺に持病をお持ちの方は、ぜひ毎年の接種を御検討ください。

2001年に抗インフルエンザ薬であるタミフルが発売開始され、その後もリレンザ、イナビなど複数の薬が開発され使えるようになりました。これらの薬は発症後48時間以内に使用することで、熱の続く時間を1から2日間程度短くする効果があります。豊水総合メディカルクリニックで迅速検査(8分以内で結果が出ます。)を行っていますので、適宜ご相談ください。

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠中に10秒以上の呼吸停止が繰り返し認められる病気です。 原因は、空気の通り道が睡眠中に狭くなり呼吸ができなくなってしまう閉塞性タイプと、呼吸中枢の異常により呼吸が止まってしまう中枢性タイプがあります。

おもな症状は、日中の眠気や倦怠感ですが、無症状のかたも多くいます。閉塞性睡眠時無呼吸では、高血圧、不整脈、脳・心血管障害などのリスクが高くなり、突然死を引き起こすこともあります。また、居眠り運転や労働災害の原因にもなっています。

豊水総合メディカルクリニックでは、睡眠中の呼吸状態と血液中の酸素状態を調べる簡易睡眠時無呼吸検査で行っています。治療は、減量や生活習慣の是正(節酒、睡眠剤の中止など)を行うとともに、症状・重症度に合わせ、持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)などを行います。

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